
ルーレットは他のテーブルゲームと異なり、数多くの必勝法が存在するカジノゲームです。
中でも高い勝率を誇る必勝法が存在するのは、ルーレットだけかもしれません。
そんなルーレットの必勝法の中から今回は、Wストリート5ベット法を紹介します。
特徴から賭け方や実践結果を踏まえ、メリットからデメリットまで幅広く解説をしていきます。
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もくじ
Wストリート5ベット法はルーレット専用の必勝法

ストリート5ベット法は、ルーレット専用の必勝法です。
ルーレットでは、縦の連続した3つの数を「ストリート」と呼びます。そして、隣り合う2つのストリートに賭ける賭け方をダブルストリートベットといいます。
Wストリート5ベット法は、このダブルストリートベットを利用した必勝法で、コツコツと資金を増やしたい時に活用する必勝法です。
Wストリート5ベット法の特徴
Wストリート5ベット法の特徴は、大きく2つあります。
その1つが高い勝率。そしてもう1つが勝利時の利益額が分かりやすいという特徴があります。
リスクを背負い大きく資金を増やしたい時には向きませんが、コツコツと勝利を積み重ねて資金を増やしたい時の活用は有効なベット手法という特徴があります。
勝率81%と高確率で勝利できる

Wストリート5ベット法は、その名の通りダブルストリートベットを5か所行うベット法です。
そのため37個のスポットの内、30個のスポットをカバーする賭け方になります。
よって的中する確率は30/37となり、約81%の勝率がある必勝法なのです。
逆に外してしまう確率は7/37(約19%)ですが、単純計算すると5回に4回は的中できることになる必勝法なのです。
勝利時には1か所当たりに賭けた金額分の利益が得られる

Wストリート5ベット法は、勝利時に獲得できる利益額が非常にわかりやすい必勝法です。
Wストリート5ベット法を使い勝利した際に得られる利益額は、1つのWストリートに賭けた金額と同額になります。
仮に10ドルの利益を上げたければ、1つのWストリートに10ドルを賭ければいいこととなり、非常にわかりやすいという特徴があります。
Wストリート5ベット法の使い方

インサイドベット内の数字を左から順番にWストリートのグループを作っていくと、全6か所のWストリートができることになります。
この6か所の内の5か所のWストリートにベットをすれば、Wストリート5ベット法が利用できるのです。
非常にシンプルで分かりやすい必勝法なので、誰でもすぐに活用が可能です。
Wストリート5ベット法の賭け方:パターン1

Wストリート5ベット法は、どこのWストリートを除くかで3つのパターンに分けることができます。
「1~6」のストリート又は、「31~36」のストリートのいずれかを除いてWストリート5ベット法を使用します。
もちろん出目が中ほどの数字に偏っていると、Wストリート5ベット法はより効果的です。
Wストリート5ベット法の賭け方:パターン2

2つ目のパターンは中抜けの形となるWストリート5ベット法です。
上の画像では、「19~24」のWストリートを除いてWストリート5ベット法を使用しています。
同一Wストリートの出目が連続した場合などはこのように該当。
Wストリートを外して、Wストリート5ベット法を有効活用します。
Wストリート5ベット法の賭け方:パターン3

最後のパターンは、Wストリート外しではなく、ストリート外しをするパターンになります。
画像では「1~3」「34~36」の2つのストリートを外しています。同様に「13~15」と「22~24」の2つのストリートを外すことも可能です。
出目の偏りを見ながらこのストリートとこのストリートはない、と判断できた場合に活用すると有効なパターンになります。
Wストリート5ベット法は本当に使える必勝法か実践
Wストリート5ベット法は本当に使える必勝法なのかを知るためには、実際に検証するのが最も有効です。
検証することでWストリート5ベット法のメリットやデメリットも体感でき、使用する場面や流れの理解にも繋がることになります。
1ゲーム目

ゲーム数 | 1 |
賭け金 | 5ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +1ドル |
1ゲーム目はオーソドックスに、「31~36」のWストリートを除いて、Wストリート5ベット法を使用しました。
結果は「黒の22」となり的中です。
各Wストリートに1ドルずつベットしたので総額は5ドルの賭けとなり、配当は6ドルです。
結果1ドルの利益を得ることができました。
2ゲーム目

ゲーム数 | 2 |
賭け金 | 5ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +2ドル |
2ゲーム目は、前回「黒の22」だったので、「黒の22」を含む「19~24」のWストリートを外して、Wストリート5ベット法を使用することにしました。
結果は黒の6となり、めでたく連勝となりました。
利益も積み重ねることができ合計で2ドルの利益です。
3ゲーム目

ゲーム数 | 3 |
賭け金 | 5ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +3ドル |
3ゲーム目も先ほどと同様に、前回の出目のWストリートを除く決断をしました。
前回の出目の「黒の6」を含む「1~6」のWストリートを外します。
結果赤の7となり3連続での的中。
利益も順調に積み重ねる事が出来、3ドルです。
4ゲーム目

ゲーム数 | 4 |
賭け金 | 5ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +4ドル |
4ゲーム目も前回の出目となった「7~12」のWストリートを外します。
そろそろ連続するような気もしますが、良い流れを自ら変える必要はないとの判断です。
結果赤の27となり、4連勝達成。利益も4ドルまで増えました。
5ゲーム目

ゲーム数 | 5 |
賭け金 | 5ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +5ドル |
5ゲーム目も、同様の思考でWストリート5ベット法を使用します。
前回の出目の「赤の27」を含む「25~30」のWストリートを外します。
ここまでうまく的中を重ねているとそろそろ裏目が出るのではとの思いがわきますが、良い流れを自分から変える必要はないと言い聞かせます。
結果、黒の4となり5連勝達成。
利益も5ドルまで積み重ねることができました。
6ゲーム目

ゲーム数 | 6 |
賭け金 | 5ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +6ドル |
6ゲーム目、5ドルの利益が生じたので1回負けても損失がないこととなり、踏ん切りがつきました。
同じ思考でベットをする決心がつきました。
前回で目の「黒の4」を含む「1~6」のWストリートを外します。
結果は赤の12となり、6連勝達成です。
利益も6ドルとなり1度負けてもプラス収支が確定です。
7ゲーム目

ゲーム数 | 7 |
賭け金 | 5ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +7ドル |
7ゲーム目も同じ思考で、前回で目の「赤の12」を除いて、Wストリート5ベット法を行います。
結果は赤の30となりいとも簡単に7連勝が達成できました。
利益は7ドルですが、負ける気がしなくなってきました。
この何の根拠もない思いが湧いたので、そろそろ潮時とWストリート5ベット法の実践を終了します。
1ゲーム目のベット場所が決められない時は空回しをして選ぶのもおすすめ

1ゲーム目の出目選びは、前回のゲームの結果を参考にするとよいでしょう。
ソフトゲームのルーレットで履歴が表示されないルーレットの場合は、空回しで賭けずにゲームを進行させる手法も有効です。
ルーレットで最初の賭けを行う場合は、出目の傾向をある程度把握したいものです。
活用できるものは有効に活用するのが理想となります。
Wストリート5ベット法のメリット・デメリット

Wストリート5ベット法は勝率が非常に高い必勝法ですが、必ず勝てるというものではありません。
どんな必勝法にも必ず、メリットとデメリットがあり、利用する場合はこの両方をしっかり理解しておくことが必要になります。
では、Wストリート5ベット法のメリットとデメリットについて解説していくことにしましょう。
メリット1. 少ない資金でコツコツ稼げる
ゲーム数 |
賭け金 |
勝敗 |
累計損益 |
1ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+1ドル |
2ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+2ドル |
3ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+3ドル |
4ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+4ドル |
5ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+5ドル |
6ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+6ドル |
7ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+7ドル |
8ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+8ドル |
9ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+9ドル |
10ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+10ドル |
Wストリート5ベット法のメリットの1つは、少ない資金でもコツコツと利益を積み重ねることが可能な点にあります。
1ゲームに必要な資金は5ドル。
少ない資金で利用できる必勝法はそう多くありませんから、この点はWストリート5ベット法の大きなメリットといえます。
メリット2. ルールが簡単なのですぐ実践可能

2つ目のメリットは賭け方のルールが非常にわかりやすいという点です。
選択可能な6つのWストリートから5つを選ぶ、または1つを外すことで利用が可能です。
このシンプルさは誰でもすぐに理解でき利用が可能となりうる訳で、このわかりやすさはメリットの1つと言えるでしょう。
デメリット1. 勝利時の利益は少ない

デメリットの1つが勝利時の利益が少ない点です。
それを補うだけの勝率があるとも言えますが、総額5ドルの賭けに対して利益が1ドルというのは物足りない気がするのも確かです。
それゆえにコツコツベットに向いた手法であることは間違えありません。
デメリット2. 1度負けると6連勝しなければ利益は得られない
ゲーム数 |
賭け金 |
勝敗 |
累計損益 |
1ゲーム目 |
5ドル |
負け |
-5ドル |
2ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
-4ドル |
3ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
-3ドル |
4ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
-2ドル |
5ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
-1ドル |
6ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
0ドル |
7ゲーム目 |
5ドル |
勝ち |
+1ドル |
デメリットの2つ目は、1度負けてしまうと最大で6連勝しなければプラスに転じられない点にあります。
1回の負けが非常に大きい意味を持つ点は、大きなデメリットと言えることになります。
それでも高い勝率との裏返しと判断すれば、致し方のない側面かもしれませんが、デメリットとの認識が妥当な項目です。
デメリット3. Wストリート5ベット法は控除率が高い
控除率 |
ヨーロピアン |
アメリカン |
Wストリート5ベット法を使わない |
約2.7% |
約5.4% |
Wストリート5ベット法を使う |
約13.51% |
約26.32% |
Wストリート5ベット法を使わない通常の賭けの場合、控除率はヨーロピアンルーレットで約2.7%、アメリカンルーレットでは約5.4%になります。
しかし、Wストリート5ベット法を使用するとヨーロピアンルーレットで約13.51%、アメリカンルーレットで約26.32%まで跳ね上がってしまいます。
その理由は、Wストリート5ベット法を使用する場合は、当たるはずのない賭けを4カ所していることが要因になっているのです。
当たる可能性のあるWストリートは1カ所のみ。
そこには通常通り控除率が発生しますが、同様に当たる可能性のない4カ所にも控除率が発生します。
よって約5倍の控除率となってしまうのです。これは明らかなデメリットといえます。
Wストリート5ベット法を使う際の注意点
Wストリート5ベット法を使う場合、いくつか注意が必要な点があります。
メリットとデメリットの理解と合わせてこの注意点を把握していれば、有効に活用できる可能性が非常に高くなります。
いずれも簡単な要素なので、しっかりと注意点を確認して勝率につなげていきましょう。
勝率の高いヨーロピアンルーレットで使う

ルーレット |
勝率 |
アメリカンルーレット |
78.94%(30/38) |
ヨーロピアンルーレット |
81.08%(30/37) |
0と00のあるアメリカンルーレットと、0だけのヨーロピアンルーレットの勝率を表した表が上になります。
アメリカンルーレットでは78.94%、ヨーロピアンルーレットでは81.08%という数字になります。差は、実に2.14%もあるのです。
合わせて控除率の側面からも、選択すべきルーレットはヨーロピアンルーレットとなるのです。
少しでも勝率の高い方を選択するのが最も得策なのです。
ベットエリアが重複しないように賭ける

Wストリート5ベット法は単純ですが、複数カ所にベットをする必要がある必勝法です。
慌ててしまうと、重複したストリートにベットをする可能性を含んでいるのです。
運よく当たれば別ですが、外れてしまえば損失に直結します。
利益が小さいコツコツベット法ですから、このような小さなミスには細心の注意が必要になるのです。
事前にゲーム数と目標利益額を必ず決めておく
ゲーム数 |
連勝確率 |
1ゲーム目 |
81.08% |
2ゲーム目 |
65.73% |
3ゲーム目 |
53.30% |
4ゲーム目 |
43.21% |
5ゲーム目 |
35.04% |
6ゲーム目 |
28.41% |
勝率こそ高いWストリート5ベット法ですが、いつまでも勝ち続けることはできません。
1回の負けの損失は大きく、1回の勝利で得られる利益が小さいベット法ですから、欲張りすぎない利益目標を立て、その利益目標に到達したらゲームから離れるのが有効。
ちなみに連勝の可能性は5連勝で約35%、6連勝で約28%とゲームを重ねる毎に低くなります。このことからも、引き際が大切である理由となります。
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まとめ
Wストリート5ベット法は、ルーレットでコツコツと資金を積み重ねたい時に有用な必勝法といえます。
その勝率は80%を超え。しかし、全ての機会で勝てるわけではありません。
Wストリート5ベット法は、勝ちやすい反面、勝利時に得られる利益が小さいベット法です。
1回の負けが負担ともなるベット法であることは十分に理解をしておく必要があり、同時に引き際が肝要な必勝法です。
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