ルーレットのおすすめ記事オンラインルーレットで遊ぶ時に、初心者の多くは同じ金額を賭け続ける「フラットベット」を行います。
フラットベットとは「毎回の賭けで同額を賭ける」ことですが、このベット法には実は落とし穴があります。
その落とし穴を知る必要性はもちろんありますが、ベットコントロールを必要とするベットについても学ぶ必要があるのです。
今回の記事ではフラットベットの正しい理解をもとに、システムベット法を解説していきながら、ルーレットで稼ぐための方法をご紹介します。
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もくじ
システムベットとは賭け金を変動させながら賭ける手法
システムベットとは、戦略的に練られた賭け方のことで、一定のルールに従って賭け金額を変動させながら賭けを行うものです。
この手法はギャンブルのみならず、投資の世界でも利用されている手法です。
資金力や賭けの好みに応じ、合わせてルーレットの出目の傾向や流れを加味しながら、適切なシステムベットを選択することも大切な要素となるのです。
フラットベットは常に一定の金額を賭け続ける手法
フラットベットは賭け金を変動させることなく、常に同じ金額の賭けを行う手法です。
ルーレットでは毎回の賭けに対して運営側の取り分を指す控除が発生します。例えば、ヨーロピアンルーレットの場合では2.7％。
1ドルの賭けに対しては、常に0.027ドルが運営側の取り分となり、残りの0.973ドル分が的中者の配当になるのです。
つまり「赤・黒賭け」などのように、勝率がほぼ50％の賭けをフラットベットで繰り返す賭け方は、理論上負けてしまうことになります。
システムベットのメリット・デメリット
システムベットは一定のルールに従って賭けることで、効率よくベットアップを行います。
そのため勝率を高める手法ですが、このシステムベットにもメリットがある一方で、デメリットもあるのです。
よって使う側にはメリットを十分に理解すると同時に、デメリットも十分に理解をすることが求められることになります。
メリット1. 短期間で資金を一気に増やせる
システムベット法のメリットの1つは短期間に資金を増やせる点にあります。
もちろん選択するシステムベット法によって、じわじわと資金を増やすものもありますが、比較的に少ないゲーム数で利益を生じさせる可能性が高い特徴があります。
逆にたった1回の勝利でこれまでの負債を一気に取り戻すだけでなく、プラス収支に転じさせるシステムベット法もあります。
この意味で、システムベット法は短期間で資金を増やせるメリットがあると言えます。
メリット2. 利益確定のタイミングが把握しやすい
システムベット法は様々ありますが、いずれのシステムベット法を利用しても、利益確定のタイミングを把握しやすい特徴があります。
システムベット法は様々ですから、そのシステムベット法の特徴によって、利益確定のタイミングは異なります。
しかし1セットが終了、1回の勝利など、明確なタイミングがあるため、利益確定のタイミングを把握しやすいと言えます。
デメリット1. 随時賭け金が変わるのでベッティングが面倒
システムベット法は一定のルールによって賭け金が変動をします。
ベットコントロールをすることになりますから、賭け金を変動させる手間がかかることになります。
何ゲーム目なのか、何連敗なのかといったことの把握をしながら、決められたルール通りに賭け金額を変動させるには、それなりに精通する必要がある訳です。
デメリット2. ある程度の軍資金が必要
システムベット法を有効に活用するためには、資金力が必要な側面があります。
セット数で管理をするもの、勝敗で管理をするものなど様々ですが、複数ゲームを前提にルールを定めています。
それ相応の資金を必要とし、その資金力を持ってプレイすることになります。
フラットベットのメリット・デメリット
フラットベットのメリットとデメリットも確認しておくことにしましょう。
控除に関わることもお伝えしていますが、フラットベットにもメリットがあり、デメリットもあるのです。
メリット1. 大きく負けることはない
フラットベットの最大のメリットは、大きく負けることがないという点です。
例えば、赤黒賭けなどのイーブンベットを選択した場合、ゲーム数を重ねれば重ねるほど勝ち数と負け数に差が生じなくなります。
このことは大きく負けないことを意味しますが、控除率分だけは負けてしまうことになることは理解しておく必要があります。
メリット2. 初心者でもコツコツ稼げる
フラットベットは常に同じ額を賭ける訳ですから、ルーレット初心者に向く賭け方ということもできます。
勝ち数が負け数を上回れば利益が生じることになりますから、大きく勝つことは難しいです。
しかし、小さな勝ちは十分に可能になります。
リスクが少なく、ルーレットでコツコツと稼ぐことができるのは、フラットベットのメリットと言える側面です。
デメリット1. 長時間賭け続けると理論上勝てない
| ルーレットの種類 | 還元率 |
| ヨーロピアンルーレット | 97.30% |
| アメリカンルーレット | 94.74％ |
デメリットの1番手は、もちろん控除率を起因とした側面です。
カジノゲームは全て控除があります。毎回のゲームにおいて運営側の取り分が差し引かれてしまっているのです。
賭け金額から控除率分を差し引いた残りの部分を「還元率」という言い方をしますが、ヨーロピアンルーレットでは97.30％です。
よって理論上は長い勝負をする。つまりは勝敗が五分になることは、負けを意味してしまうのです。
そのためフラットベットでは、長時間賭けを行うと理論上は勝てないことになってしまいます。
デメリット2. 1度の勝負で資金を大きく増やせない
フラットベットでは連敗して失った資金を取り戻す手法は、連勝しかありません。
1回の賭けで大きく資金を増やすことができないのです。
1発勝負ができないことは必ずしもデメリットとは言えませんが、失った資金を取り戻すために選択できる手法が非常に少ない点はデメリットと言えることになります。
システムベットとフラットベットはどちらが稼ぎやすいか実践
ではシステムベット法を活用した場合と、フラットベットを活用した場合、どちらが稼ぎやすいのかを実践を通じて検証してみます。百聞は一見にしかずです。
システムベット法ではマーチンゲール法を使用します。対するはフラットベット。
それぞれ10回のゲーム結果を、単純に比較してみることにします。
システムベットとフラットベットの10ゲーム実践結果
| ゲーム数 | フラットベット | システムベッド |
| 1ゲーム目 | × -1ドル | 〇 +1ドル |
| 2ゲーム目 | 〇 0 | × 0 |
| 3ゲーム目 | × -1ドル | × -2ドル |
| 4ゲーム目 | 〇 0 | 〇 +2ドル |
| 5ゲーム目 | × -1ドル | 〇 +3ドル |
| 6ゲーム目 | × -2ドル | × +2ドル |
| 7ゲーム目 | 〇 -1ドル | 〇 +4ドル |
| 8ゲーム目 | × -2ドル | × +3ドル |
| 9ゲーム目 | × -3ドル | × +1ドル |
| 10ゲーム目 | × -4ドル | 〇 +5ドル |
| 勝敗 | -4ドル | +5ドル |
フラットベットの結果は、3勝7敗で4つ負け越してし、収支結果は-4ドルです。
マーチンゲール法を使用したシステムベット法の10ゲームの結果は5勝5敗。
しかしマーチンゲール法を使用したため、収支は+5ドルとなりました。もしフラットベットであったら収支は±0ですから、システムベットのメリットを確認できます。
一方、フラットベットの結果をシステムベットに置き換えてみると、7ゲーム目で＋5ドルとなりましたが、終盤の3連敗が響き結果-3ドルの結果となります。
僅差ですが、システムベットの方が優位という結果になります。
ルーレットでシステムベットを使う際の注意点
ルーレットでシステムベット法を利用する場合、注意すべき点がいくつかあります。
これらの注意点は当たり前のことも含みますが、勝利をするためには必要不可欠な要素ばかりです。
しっかりと確認した上で、ルーレットでの勝負に臨むことをおすすめします。
システムベットは還元率の高いヨーロピアンルーレットで使う
| ルーレット | 還元率 |
| アメリカンルーレット | 94.74％ |
| ヨーロピアンルーレット | 97.30% |
ルーレットの種類の選択ではヨーロピアンルーレットを選択しましょう。
ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットでは、還元率に差があるからです。
ヨーロピアンルーレットの還元率は97.30％ですが、アメリカンルーレットの還元率は94.74％。還元率にして2.56%もの差が生じているのです。
数字で見てもヨーロピアンルーレットの方が勝ちやすいと言えるわけですから、ルーレットの選択はヨーロピアンルーレットにするべきです。
各システムベットのルールは必ず守る
システムベット法は、一定のルールによってベット額の変動を行う仕組みで成り立っています。
このルールを破ってしまうことは、システムベット法の有用性を失う可能性を含むため、絶対に避けるべき行為となるのです。
システムベットはいかに勝ち逃げできるかが重要
| ゲーム数 | 赤・黒賭けの連勝確率 |
| 1ゲーム目 | 約48.6％ |
| 2ゲーム目 | 約23.6％ |
| 3ゲーム目 | 約11.47% |
| 4ゲーム目 | 約5.5% |
| 5ゲーム目 | 約2.7% |
| 6ゲーム目 | 約1.3% |
上の表は赤・黒賭けの連勝確率を一覧にしたものです。5連勝は約2.7％、6連勝ともなると、たったの約1.3%しかないことが確認できます。
つまり連勝することは、考えている以上に難しいことなのです。これはシステムベット法を活用した場合でも同じ。
利益が生じた際にしっかりと勝ち逃げをすることが、非常に重要になるのです。
ボーナスを使ってシステムベットを使うならベット上限額を確認する
利用するオンラインカジノによっては、ボーナスの利用が可能な場合があります。
しかし、このボーナスには利用する際の条件が付加されており、特に注意すべきはベット上限額です。
5ドルまで、20ドルまでといった形でベット上限額が定められている場合がほとんど。そのため利用する前に確認する必要があります。
万が一この条件を超えた賭けを行った場合は、付与されたボーナスは没収されてしまいます。
システムベット前は空回しを使って出目の傾向を知るのもおすすめ
システムベット法を活用する上で、ルーレットの出目の傾向や流れといったものを確認することは重要です。
現在生じている偏りを確認し、得られた情報を賭けに反映させることで勝率を上げる事も可能になるからです。
ライブルーレットでは履歴が表示されますから、十分に確認をした上でゲームに参加するのが有効です。
また履歴の表示されないビデオゲームのルーレットを利用する場合、空回しなどをして傾向を把握してから参加するのが有効になります。
システムベッドで稼ぐためのおすすめ攻略法
システムベット法は非常に多くあり、自己資金や自分のスタイルに合うシステムベット法を選択する必要もあります。
流れや傾向に即したシステムベット法を選択する、という視点も忘れてはいけません。
同時に、それぞれのシステムベット法にはメリットとデメリットがありますから、十分に理解した上での活用も必要になるのです。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、システムベット法の基本中の基本とも言える必勝法です。
ルールも簡単で使いやすいですが、デメリットももちろんある必勝法であることを忘れてはいけません。
ルールは簡単です。負けた次のゲームでは賭け金額を倍にするだけ。もし勝てば、最初のベット額分が利益になります。
1回の勝利でプラスに転ずるメリットを持っていますが、連敗が続くと雪だるま式に負債が膨らむデメリットを持っています。
パーレー法（逆マーチンゲール法）
パーレー法は、逆マーチンゲール法とも言われるベット法です。マーチンゲール法が負けた際に活用するベット法であるのに対し、パーレー法は勝った際に活用する攻略法です。
パーレー法の活用のルールは、勝ったゲームの次のベットで倍額を賭けるという単純なものです。
勝利すれば大きな利益を生じさせ、負けると最初のベット額分の損失が生じます。
せっかくの利益を1ゲームで失うデメリットがありますが、大きく資金を増やせるメリットがあるベット法です。
モンテカルロ法
モンテカルロ法は数列を活用したベット法です。
最初に数列を作成し、数列の両端の数字を加算した金額を賭け金とします。もし勝てば該当数字を消去します。
負けた場合は負債額を右端に書き足し、次のゲームでは同様に数列の両端の数字を加算した金額をベットします。
数列が消去または、1つ残りとなれば終了となり、利益が確定します。
数列を利用するため手間がかかるデメリットがありますが、ベットコントロールを身に付けやすいというメリットもあるベット法です。
フラットベッドで稼ぐためのおすすめ攻略法
もちろんフラットベットで稼ぐことも不可能ではありません。フラットベットを利用した攻略法もあるからです。
攻略法は必ず勝てるものではありません。使う場面や流れを適正に判断する必要がありますし、自己資金の管理も重要な要素になります。
それでは、フラットベットで稼ぐためのおすすめの攻略法を紹介していきます。
ベアビック法
ベアビック法は勝率約94.6％の高い勝率が魅力の攻略法です。
ベアビック法では37個のスポットの内、35個のスポットにストレートベットを行います。37個のスポットの内2つだけ賭けないことになります。
同じ数字が連続して出現した場合などの利用が有効です。
高い勝率がメリットの攻略法ですが、35点賭けになるのである程度の資金が必要となる点や、負けた場合の損失の大きさはデメリットとなる攻略法です。
666戦略
666戦略は「赤・黒賭け」「スプリットベット」「ストレートベット」の3つの賭け方を利用する攻略法です。
1ドルベットの場合、まず「赤・黒賭け」の赤に36ドルを賭けます。次いで、「0, 2」「8, 11」「10, 13」「17, 20」「26, 29」「28, 31」の6ヶ所に4ドルずつスプリットベットを行います。
最後に、賭けていない「4, 6, 15, 22, 24, 33, 35」の7つの数字から3つを選び、ストレートベットで2ドルを賭けます。
結果、約89.2%の勝率が期待でき、的中できれば6ドルの利益が得られます。
ベット法が複雑、相応の資金が必要というデメリットがありますが、高い勝率が期待できるというメリットを持った攻略法です。
Wストリート5ベット法
Wストリート5ベット法は、単純な攻略法で活用しやすいメリットを持っています。
6ヶ所選択できるダブルストリートベットの中から、5ヶ所を選択する攻略法です。的中確率は30/37と約81.1％もあります。
高い的中率とシンプルさがメリットの攻略法ですが、連敗してしまうと大きな損失が生まれるというデメリットを持っている攻略法です。
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まとめ
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システムベット法を活用すれば、自ずとベットコントロールをすることになりますから、フラットベットとは異なり控除率のハンデを跳ね返すことも可能になるのです。
システムベット法を通じて、ルーレットで稼ぐために欠かせない資金管理力をマスターすれば、必ずや勝率が上がるはずです。
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